雹(ひょう)
[2014年06月15日]
こんにちは。獣医師の平松です。近頃にわか雨が多く、傘が手放せない日が続いておりますが、この前、雹(ひょう)が降って来たのには驚きました。
病院の窓ガラスに何かがぶつかり、バンバン音がしたので何事かと思ったら、雹でした。しかも一つ一つの氷が2cmぐらいの大きさがあり、窓ガラスが割れてしまうのではないかと思うぐらいの衝撃でした。恐ろしい…
しかし、雹はなぜ降るのでしょうか。少し気になったため調べてみると、激しい上昇気流を持つ積乱雲が発生すると、上昇気流に乗った水滴が凍結し、また下降して溶解、また上昇して凍結を繰り返し、他の氷晶も付着してだんだんと氷が成長し、降って来るとのことでした。
そのため雹を割ってみると、融解後に凍結した透明な層と、付着した氷晶の不透明な層が交互にある同心円状の層状構造をしていることが多いとのことです。
むぅ…、そのような説明を見てしまうと雹を割ってみたくなります。しかし、あの勢いで降って来る中、はたして雹を拾いに行けるのか…悩ましいですね。
獣医師 平松