動物用ICUシステムの導入
[2016年03月18日]
こんにちは。獣医師の平松です。1ヵ月前に発注し、納品を待っていた動物用ICUが、昨日ついに搬入されました。
↑ トラックの荷台から下ろされ、待合室へ運ばれた組み立て前のICU。
精密機械のため慎重に移動していきます。
そして待合室で組み立てられ、処置室へと運ばれました。
↑ 業者さんに配線やシステムチェックをしてもらっている様子。
このICUは酸素供給・温度・湿度の管理が自在で、症例ごとに空調を微調節できます。設置場所は犬舎や猫舎ではなく、処置室です。処置室にICUを設置することによって、他の動物の処置中も、ICU内の動物の状態を常に把握することができ、急変時にもすぐに処置や投薬することができます。
↑ ICUのコントロールパネル。タッチパネル式で非常に操作しやすいです。Aルーム、Bルーム、Cルームともそれぞれ別の空調設定が可能です。
↑ ICUを設置する前の処置室。奥の広いスペースがICU設置場所です。
そしてICUを設置した後の処置室がこちら。↓↓↓
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少し狭くなりましたが、より充実した処置室となりました。
開業当初から、ICUを設置するために確保していた処置室のこのスペース、ここへ3年かかりましたが予定通りICUを設置することができ、感慨深いものがありますね。
これからも良い設備を整え、より良い獣医療を目指していきたいと思います。
獣医師 平松