眼科の助っ人
[2016年08月27日]
こんにちは。獣医師の平松です。8月もあっという間に過ぎ去ろうとしております。今月はあと2回ブログ更新が残っておりますので、早速書きたいと思います！
今回は眼科手術の話題です。眼科手術は、手術の中でも特殊な技術が必要な分野であり、極めて繊細な操作が必要です。梨の木どうぶつ病院でも積極的に眼科に取り組んでおりますが、病状が芳しくない場合や、手術が必要な場合には、より専門的な知識・技術を有する獣医師とディスカッションを行い、今後の治療方針を決定しています。
先日、眼の附属器の問題で手術が必要なワンコが来院したため、専門的な知識・技術のあるくじら動物病院の伊藤先生に助っ人に来て頂きました。伊藤先生は専門病院での眼科研修を経て、現在は府中で開業されています。眼内手術を手がけている数少ない獣医師です。
上の画像は眼の洗浄をしている様子です。一般外科で使用する消毒液と異なり、眼の粘膜を刺激しないよう調整された消毒液を使います。お腹の手術での術野の滅菌ではゴシゴシと擦りますが、眼科手術では極めてデリケートに扱う必要があります。
手術中の様子です。眼科手術では上の画像のような、非常に小さいハサミを使います。このような特殊な眼科剪刀を使用することにより、繊細な手術が可能となります。
伊藤先生にご協力頂き、無事手術が終わりました。これからも専門的な知識・技術を有した先生方と連携し、より良い診療を目指したいと思います！
動物の眼の病気でお困りの方は、くじら動物病院まで！専門的な知識・技術を有し、特殊な眼科設備を備えた（そしてスタイル抜群な）伊藤先生が解決してくれます。大変誠実な信頼できる先生ですので、府中市近くにお住まいの方は是非、一度足をお運び下さい！
くじら動物病院 〒183-0052 東京都府中市新町1-52-1-A TEL：042-319-8902
獣医師 平松
