循環器特別診療日
[2017年10月15日]
こんにちは。獣医師の平松です。先日、かねてから計画していた循環器特別診療を実施いたしました。当日はまだ段取りが上手くいかず、バタバタしてしまい申し訳ありませんでした。お陰様で、循環器特別診療の第一回目を無事に終えることができました。
担当してくれたのは、院長の友人の高野先生です。↓↓↓
高野先生は現在、JASMINEどうぶつ循環器病センターで勤務医をされており、循環器内科を始め、呼吸器外科や開心術を含めた胸部外科を手がけている、国内でも数少ない極めて優秀な獣医師です。循環器については何でもご相談下さい!
↑ 高野先生が病気の説明をしている様子。気さくな人柄ですので、とても話がしやすいと思います。循環器についての説明も、専門の先生は説明が難しいと思われがちですが、高野先生は絵を紙に描きながら、分かりやすい言葉を使って説明してくれます。
犬でよくある「僧帽弁閉鎖不全症」も、心臓の絵を描いて僧帽弁がどこにあるのか指し示しながら、「僧帽弁がうまく閉まらなくなっちゃった病」と説明しており、なるほどと思いました。自分も真似しようと思います。
↑ 最新のエコーを用いて、詳細に検査します。このエコーが循環器診療の切り札になります。循環器診療では、動物を横に寝かせてエコーをとりますが、このエコーなら静止画や動画を必要な箇所で次々保存し、後で画質調整や計測ができるため、動物への負担は最小限です。
来月は11月9日(木)、次は12月7日(木)に実施予定ですので、ご希望の方はお早めにご予約下さい!
これまでも梨の木どうぶつ病院では、心エコー実習のコースを受講したり、心原性肺水腫などの循環器救急疾患のセミナーに参加したりと、循環器には力を入れて参りました。しかし、日進月歩の獣医学に対応すべく、特に命に直結する循環器に関しては専門の先生をお呼びし、これからどんどん梨の木どうぶつ病院全体の循環器診療レベルの底上を図っていきます。
更に更に研鑽を積んで、地域の動物医療に貢献していきたいと思いますので、これからの梨の木どうぶつ病院に、是非ご期待下さい!
獣医師 平松