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病院猫モンちゃん

[2013年07月14日]

こんにちは。獣医師の平松です。今回は病院猫のモンちゃんをご紹介します。

モンちゃんは開業して間もないある日、ご近所の方が連れて来られました。そして、庭にちょっと高貴な感じの子猫が迷い込んで来て、誰か探しているんじゃないか、ウチにはもう猫がいるし、どうしたものかと相談されました。

当時開業したばかりで比較的、時間に余裕があったこともあり、病院でその子猫を預かり、飼い主さんを探すことになりました。

まず警察や動物愛護センターに電話をし、この地域で子猫を探している人がいないか問い合わせました。合わせて、病院内でもポスターを貼り、この子猫の飼い主さんを探しました。

約一か月間、この子猫を探している人を探しましたが、結局該当する人は見つかりませんでした。そこで、里親さんを募ることを受付担当の嫁に提案しました。

僕「この子の飼い主さん見つからないね。もう里親になってくれる人を募集しよう」

嫁「飼いたい」

僕「は?」

嫁「飼いたい!!」

僕「飼いたいって、お前子供か!!」

こうして散々駄々をこねられ、僕自身も病院猫が一匹いると良いなと以前から考えていたこともあり、モンちゃんは病院猫になりました。

現在、モンちゃんは梨の木どうぶつ病院、勤続2か月です。入院の面会に来られた飼い主さんに愛嬌をふりまいており、働きは上々のようです。

ビビに借りたオモチャで遊ぶモンちゃん。すくすく育ちますように。

獣医師 平松