新人獣医師の入職
[2021年05月19日]
こんにちは。獣医師の平松です。4月より新卒の獣医師、大竹先生が梨の木どうぶつ病院の獣医師として入職しました。出身は日本獣医生命科学大学で、臨床繁殖の研究室に所属していたため、生殖器疾患や繁殖についてとても詳しいです。
臨床獣医師としては4月から働き始めたばかりなので、まだまだ不慣れな点も多く、飼い主様におかれましてはご迷惑をおかけするとこもあろうかと思いますが、とても勉強熱心で誠実な獣医師ですので、今後ともよろしくお願い致します。
さて、そんなわけで現在奮闘中の大竹先生ですが、実はここ最近初めて知り合ったと言うわけではありません。メルマガのコラムでは既にネタにさせて頂いておりましたが、自分が大学を卒業して初めて勤めた埼玉の動物病院において、大竹さんは飼い主として小さなダックス君を連れて来院していました。
その当時大竹さんはまだ小学生で、お母さんと一緒に来院していました。病院スタッフとも仲が良く、将来は獣医さんになりたいと言っていました。自分がその病院を退職する際は、お手紙を書いてくれたりしていました。
当時同僚だった看護師の嫁に聞いた話によると、自分が退職後、中学生になった大竹さんはその病院へ職場体験に来ていたりもしたそうです。嫁は、動物看護師も良いよぉ!と誘ったそうですが、そこは惑わされなかったようですね。
時は流れ十数年後、大竹さんは本当に獣医師になり、梨の木どうぶつ病院で働くことになりました。自分が開業したことなどは嫁から聞いていたようで、ホームページも時々覗いてくれていたようです。就職前に梨の木どうぶつ病院へ見学・実習に来る際は、まさかあの大竹さんが来るとは思っておりませんでしたが、嫁はなぜかピーンと来たみたいで、久々の再会でやっぱりあの大竹さんだ!と喜んでおりました。
埼玉の動物病院でお世話になった先輩の女性獣医師からも連絡があり、大竹さんをかわいがってあげてくださいね、大事にしてくださいね、とのことでした。これはもう、何か責任重大な感じになって参りました。
とはいえ、自分ができることは、ただひたすら自分が持っている知識・技術・経験を伝えること、そして本人が進みたい人生に向けて歩んでいけるように、少しだけ先導することだと思っております。あとは自分の道を自分自身が作っていくことでしょう。その日まで、自分について来るが良い!そして時々後ろから、院長この道だと迷子になるかもしれませんよ、などと助言してもらえるようになってくれると助かります。
それでは、今後とも大竹先生を宜しくお願い致します。今回はこの辺で。また次回のブログでお会いしましょう。
獣医師 平松