開業前のこと
[2013年09月06日]
こんにちは。獣医師の平松です。最近、病院関係の画像を整理していたところ、一年前の8月に物件探しをしていた頃の画像が出てきました。その画像を見ていると、当時の想いがよみがえってきます。
この画像は、この建物に出会ったときのものです。この時はまだなんの看板もなく、シャッターが閉まった状態です。この頃、地元昭島市で病院を作るのに丁度良い物件を探して、市内方々をさまよっていた時でした。
この物件に出会ったとき、何か良いような気がすると直感で思いました。それからというもの、仕事が休みの日には毎週この物件を訪れ、建物を色んな角度から見て写真を撮ったり、歩いて周辺の環境を見てみたり、あまつさえ散歩中の方に声をかけたりしていました。
こういった作業は、この建物で動物病院を開業して、本当に自分の追求する獣医療を実践していけるのかを調べるためのものです。ドライな目線で冷静に判断する必要があります。
しかし、毎週毎週この場所を訪れ、地域の建物・人・動物に触れている内に、なんだか並々ならぬ愛着が沸いてしまいました。何だかもう、とにかく大好き！といった風で、完全に冷静さを失っていたような気がします。
そんなに好きならと、最後は自分の直感を信じてここで開業することになった次第です。まだまだ未熟な病院ではありますが、地域の獣医療に貢献すべく、より良い病院を目指して、日々努力していく所存でございます。これからも梨の木どうぶつ病院を宜しくお願い申し上げます。
獣医師 平松
