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ホオコケツノガエルの食事

[2022年11月08日]

こんにちは。獣医師の平松です。現在、自宅と処置室でホオコケツノガエルを飼育しています。自宅のツノガエルをツノ丸、処置室のツノガエルをコケ蔵と言います。飼育管理が結構難しいところもあり、まだ待合室でお披露目はできておりませんが、その内、安定したら小さい水槽を置いてみたいと思っております。

そんなツノガエル達ですが、先日、自宅のツノガエルを見ると隣の水槽の様子をしげしげと見ていました。コチラ。↓↓↓

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金魚水槽を見つめるツノ丸君。これはもしや、お腹が空いているのでは…。ウチのツノ丸君は、家に迎え入れた小ガエルの時から、人工飼料をよく食べてくれ、それ以外の食事は与えていません。

↑ ツノガエル飼育者にはお馴染みの人工飼料「ひかりベルツノ」。ベルツノガエルやクランウェルツノガエルといった15cm級の大きいカエルの場合、人工飼料でも何でも良く食べてくれるのですが、ウチで飼っているホオコケツノガエルは6cm程度と小型の品種のため、食に貪欲でない個体も多いようです。

その場合、人工飼料に全く反応しないこともあり、メダカやコオロギ、小赤(小型金魚)などの生き餌が必要となります。ウチのツノ丸君とコケ蔵君は、幸いどちらも食に貪欲で、人工飼料も問題なく食べてくれております。

しかし、画像のようなツノ丸君の様子を見ると、やはり生き餌も欲しいのかもしれませんね。ツノ丸君には、お寿司屋さんなどで時々見かけるお魚の水槽のように見えているのかもしれません。

食べられないご馳走をずっと見させるのも酷かなと思い、現在はカエル水槽と金魚水槽の間に仕切りを入れて、見られないようにしております。

今後は時々、コオロギなどの生き餌も少しあげてみるかもしれません。虫はちょっと苦手なのですが…。そういえば昔、飼い主さんに、獣医さんなのにセミも触れないんですか〜(笑)と笑われてしまったこともありましたね。

自分は犬猫専門ですので、カサカサした生物はちょっと苦手です。(カエルは全然大丈夫。)

獣医師 平松