専門学校の実習生 再び
[2023年03月27日]
こんにちは。獣医師の平松です。先日、愛玩動物看護師を目指す学生さんが実習に来られた様子をブログに載せましたが、今回は二人目の紹介です。今回もヤマザキ学園からの実習生でした。
↑ 処置を見学している様子。まず院内での人の動きや雰囲気などをよく観察してもらいます。
↑ 動物の保定をしている様子。動物の様子を見ながら、楽な感じでしっかり保定することが重要です。動物によってしっかり保定した方が良い場合と、あまり押さえない方が大人しく処置してくれる場合があり、このあたりは経験ですね。
↑ 手術の見学をしている様子。手術室では、手術を行う領域である滅領域(滅菌・消毒処理された場所、術野・ガウン・器具敷・手術器具など)と、外回りの人が触っても良い雑領域(滅菌されていない場所・手術室の棚や壁、滅菌された器具が入った袋の外側など)を明確に分ける必要があり、そのあたりの概念も学んでもらえたかなと思います。
↑ こちらはまた別の手術の様子。今回は整形外科の手術もあったので、その見学もしてもらいました。
今回も約1週間ほど実習を行なってもらいました。動物病院の中の人の動きや仕事内容を、より具体的に感じられたなら幸いです。学生さんも色々と忙しいとは思いますが、今後も動物の体や病気に加え一般社会についてもよく勉強し、立派な愛玩動物看護師になることを期待しております。病院スタッフ一同、陰ながら応援しております。
獣医師 平松