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手作り家具

[2013年06月13日]

こんにちは。獣医師の平松です。梨の木どうぶつ病院には木製の家具が多数ありますが、実はこれらはほとんどが僕の父の手作りです。僕の父は木工を得意としており、家具類は何でも寸法通りに作ってくれます。

梨の木どうぶつ病院を計画するにあたり、木目を基調とした落ち着いた雰囲気作りは、こだわりの一つでした。病院というと壁も棚も全てが真っ白というのはよく見かけます。白を基調とした内装は清潔感があります。しかし僕は個人的に、あまりに真っ白だと目が痛いと言うか、落ち着かないため、要所要所で木目を入れることにしました。

しかし、丁度良い寸法の木目の家具と言うのは中々見つかりませんでした。そこで父に制作してもらうよう依頼した所、快く引き受けてくれました。

受付後方にあるカルテ棚です。床から天井までピッタリです。さすが手作り。設置するときは、あまりにピッタリすぎて収まらないのではと恐れおののきましたが、そんな訳ないだろうと自信たっぷりの父。さすがです。

こちらは薬局にあるフード棚です。こちらもピッタリです。かなりの大きさのため、これも収まらなかったらどうしよう…とブルブルする僕をよそに、余裕しゃくしゃくな父。さすがです。

極め付けはこの検査台です。僕が考えたものを、そのまま形にしてくれました。頑丈さや使い勝手は申し分なし!さすがです!

待合外のプランターや椅子は、余った木材で作ってくれました。もはや頼んでいないモノまでも作り続ける父。創作意欲は収まりそうもありません。木製家具が増えたことで病院の雰囲気がぐっと良くなりました。やっぱり木って良いですね!

獣医師 平松