待合室のモニター
[2014年01月09日]
こんにちは。獣医師の平松です。梨の木どうぶつ病院では、診察や検査でお待ちいただいている間、なるべく退屈しないで済むようにと待合室にテレビモニターを設置しています。
このテレビモニターですが、何を流すかで結構悩みます。退屈しのぎとは言っても、自分好みの番組やニュースを流すよりも、やはり動物に関することで有用な役立つ情報を提供したいと考えました。
しかし、そのような都合の良いものは中々ありません。DVDショップやインターネットで探したものの、内容があまりピンとこないものだったり、内容自体は良さそうでもカメラワークが早すぎて目が疲れたり。また、やっと待合室で眺めるのに丁度良いものが見つかっても、ずっと同じものを何か月も流し続ければ、さすがに飽きてしまいます。
そこで今回、デジタルサイネージというシステムを導入することにしました。これは、動物病院の待合室専用に番組を作っている業者さんに依頼し、月に一回番組の更新をしてもらうというシステムです。世の中には本当に色んな業者さんがいるなと関心します。
上の画像のような機械をインターネットとテレビに接続し、後は業者さんが遠隔操作で月に一回自動的に内容を更新してくれます。自分で良い番組を探す必要がなくなり、これは大層助かります。
内容も有用な情報が多く、動物の病気についての説明や注意点、豆知識などが沢山盛り込まれています。また、一つの内容につき5分程度で完結するようになっており、飽きないように工夫されています。
番組の内容は病気だけでなく様々な動物の紹介や、画面右には病院の診察時間などの案内も載っています。音楽も落ち着いたものが多く、大変気に入りました。さすが動物病院の待合室専門の番組作成業者だけあります。
これで待合室での待ち時間も、ただ待っているだけではなく、少し有用な情報提供の時間に代えることができそうです。
獣医師 平松
