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模型いろいろ

[2015年05月24日]

こんにちは。獣医師の平松です。梨の木どうぶつ病院では診察の際、模型を使って病気の説明をすることがあります。模型を使う事で、その病気がどういうものか、飼い主様が理解を深めるのに役立っています。

上の画像は骨関節模型です。膝蓋骨脱臼や股関節形成不全、肘関節異形成などの整形外科疾患の説明に使用します。なかなか精巧に作られているものもあり、気に入っています。

また整形外科以外にも、フィラリア症の模型もあります。

↑ 肺動脈(赤)と肺(ピンク)にフィラリア(白)が感染している様子を表す模型。ただ説明を聞くだけよりも、これらの模型や、写真・図と組み合わせることで、より病態の理解を深めることができます。

この模型たちは、受付裏のフード棚の一角に置かれていますが、せっかくなので診察室に棚を設けて飾れるようにしたいと考えています。

しかし中には、飾るのが忍びないような模型もあります。

それはどのような模型か?あまり飾っておきたくない模型とは…、

こちらです!

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ノミ・ダニの模型。ノミ・マダニ駆除薬を卸している業者さんがくれましたが、正直言って気持ち悪いです。ノミ・ダニの気持ち悪さを余すところなく表現してくれていますが、これを飼い主様に見せるのは忍びないです。

↑ ユズ彦に迫るノミ・マダニ。ちなみにこれは実物より相当大きく作られた模型で、実際のノミ・マダニは肉眼で見えるか見えないか程の小ささです。こんなにでっかい寄生虫に襲われることはありませんので、誤解のないようご注意下さい。

このノミ・ダニ模型が診察で出てくる機会はほとんどなさそうですが、他にも耳の模型や椎体の模型など、理解を深めるのに良い模型があるようですので、これからも少しずつ集めていきたいと思います。

獣医師 平松