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手術着を縫ってもらう

[2016年02月29日]

こんにちは。獣医師の平松です。人間の病院では、働く時の服装として、白衣を思い浮かべる方が多いと思います。白衣は汚れが目立つため、すぐに汚れに気が付くというメリットがあります。動物病院でも白衣を着て診療が行なわれることは多く、スーツにネクタイをして白衣を着るケースもあります。また、ケーシーと呼ばれる短い白衣のようなものを着るケースもあります。

中にはポロシャツを着て診察する先生もいて、飼い主様に親近感がありとても良いと好評を得ている先生もいます。何を着て診察するかは、その先生の考え方なので、何が正しいというものではないようですね。

梨の木どうぶつ病院では、スクラブと呼ばれる手術着で診察しています。これは、人間と違って動物は診察台に載せたり、動くのを保定したりという動作があり、スクラブの方が動きやすく診察しやすいと思ったからです。

↑ スクラブを着て内視鏡をいじっている様子。

そんなスクラブですが、動物を保定したり、引っかかれたり咬まれたりで、だんだんボロボロになり破けます。

左のスクラブは動物に引っかかれて破けてしまいました。右のスクラブは、僕が右膝をついて作業することが多いため、すり減って破けました。

長いこと頑張ってくれたスクラブですが、破けた部分以外はまだキレイなため、嫁に縫ってもらいました。

左のスクラブは縫っただけで上手いこと穴が塞がりました。着た感じも引きつれがなく、良いです。嫁に画像をブログに載せると言うと、え!?やめてよ恥ずかしい!!と言われましたが、まぁお許し下さい。

右のスクラブは穴の周囲も大分薄くなってきていたため、穴を縫って塞いだ上で、ワッペンを貼ってもらいました。

本当はもっと目立たないワッペンを貼る予定でしたが、ユザワヤに買いに行った際、1歳半の息子がこのクマのプーさんワッペンが大層気に入り、全然離してくれなかったため、このワッペンになりました。何気に僕も気に入っております。

大分着こんでいるスクラブですが、穴も塞がった所でもう少し頑張ってもらおうと思います。

獣医師 平松