レントゲン室の無影灯
[2016年04月30日]
こんにちは。獣医師の平松です。4月は狂犬病、フィラリア予防などで忙しく、早めにブログを3回更新しましたが、気が付けば4月も終わろうとしています。油断しておりました。ひと月4回のブログ更新のノルマを自分に課しているため、残り1回、急いで書きたいと思います。
今回は、先日レントゲン室に天井固定式の無影灯を設置したので、それを紹介したいと思います。梨の木どうぶつ病院のレントゲン室は、第二手術室として対応できるよう、メインの手術室と同じように清潔に保たれており、酸素配管も設備されております。
しかしながら、これまでは固定式の無影灯を設置しておらず、移動式の処置灯で術野を照らす必要がありました。そこで先日、レントゲン室の天井を補強し、無影灯を設置できるよう下地を作りました。
天井からニョキっと出ているのが無影灯を固定するボルトです。このボルトは天井裏のステンレス製の骨組みと連結されており、かなり頑丈にできています。
↑ こちらは分解された状態の無影灯です。以前、手術室で使用していたものと同じ型です。医療機器メーカーさんに早速設置してもらいました。
良いあんばいに無影灯が設置されました!これでもう、レントゲン室で脊髄造影などの麻酔下検査や手術をする際、移動式の処置灯を運び込む必要はありません。
これからも理想の獣医療の実践のため、病院の設備を整えて行きたいと思います。
獣医師 平松