足根関節の装具
[2017年10月22日]
こんにちは。獣医師の平松です。先日、装具士の島田さんが来院し、足首を損傷したエアデールテリアのモカちゃんのために、装具を作るための患肢の型取りを行いました。今回は、その装具が完成したので、その紹介です。
モカちゃんは足根関節の側副靭帯損傷があり、足首が外方へグラついてしまう症状がありました。今回の装具は、そのような足首を外側へいかないよう安定化させる機能があります。
こちらです。↓↓↓
↓↓↓
左足首に装具が装用された様子です。特殊な金具やバンドが付属しており、異常な動きのみ制御して、正常な動きは妨げないよう設計されています。これにより、損傷した足首が安定し、より負重をかけやすくなることが期待されます。
装着した直後は、モカちゃんは患肢をビョコビョコさせて、違和感がある様子でした。もともと犬は足に何かと着けられることに慣れていないため、今後はこの装具を装着して生活し、徐々に慣らしていく必要があります。
これから装具に慣れて、また思いっきり走れるようになれるよう期待しております。モカちゃん頑張ろうね!
今回も最後に島田さんと記念撮影しました。右が僕で真ん中が島田さん。そして左の人は誰かというと、カメラマンです。実は取材が来てました。今回はネットテレビのAbemaTVです。次回のブログでは、今回の取材の様子などお届けしたいと思います。
獣医師 平松