良い手洗い水栓探し その1
[2018年09月14日]
こんにちは。獣医師の平松です。今回は手洗い水栓の話題です。梨の木どうぶつ病院のトイレの前に、手洗い水栓が設置してあります。
こちらの水栓と陶器の受け皿は、梨の木どうぶつ病院を開業する際に、様々な大きさ・デザインのものを検討し、一番気に入ったものを選びました。この見た目の感じはとても気に入っています。
しかし、一つ問題点がありました。それは、手を洗う際に、水がはねて陶器の受け皿からはみ出してしまい、水栓根元が水たまりになってしまうことでした。
これは想定外でした。水栓と陶器の受け皿をもっと近づければ、もう少しマシになりそうですが、この位置関係は内装業者が決めました。では内装業者のミスかというと、そうとも言えず、この陶器の受け皿と水栓の位置は、水栓から出た水が受け皿の陶器に当たり、最も水はねしにくい場所になるよう設定しており、良かれと思ってこの位置になっています。
しかし実際には、手を洗う際に水が手に当たると、はねて受け皿の外に水が出てしまい、結果、水栓の根元が水浸しになるという状況でした。これはもう、水栓と受け皿が合っていなかったと思う他ないです。
この水栓選びの失敗があったので、他の施設の手洗い水栓を見るたび、つい使い勝手や水のはね具合を確認してしまいます。今回は、色々な施設での手洗い水栓の紹介をしつつ、使い勝手のレビューを書いてみたいと思います。
↑ こちらの水栓は、某こども用遊戯施設でのものです。とても清潔で、水栓も僕好みのU字型です。天板に隙間がないため、多少水がはねても隙間に水が入り込むことがなく、拭けばすぐキレイになり衛生的です。問題点としては、自分の病院に導入するには、大きすぎる点が挙げられます。
↑ こちらは都内の某駅の手洗い水栓です。受け皿の陶器から水栓が直接出ており、水はねで水栓根元が水浸しになる心配がなく、使い勝手はとても良いです。デザイン的には、あまりオシャレ感はありませんが、壁をかわいいタイルなどにすれば、良い感じになりそうです。
↑ こちらは某ショッピングモールの、子供用トイレに設置してあった手洗い水栓です。やはり水栓と陶器の受け皿が一体化しており、水はねの心配は少ないです。デザイン的には、石鹸入れが少し古い感じがしますが、これも壁紙やタイルを使えば、アンティークっぽくできるかもしれません。省スペースな所は評価が高いです!
↑ こちらは某回転ずしに設置してあった手洗い水栓です。陶器の受け皿と天板、水栓が一体化しており隙間がなく、水はねしても拭けばすぐキレイになり衛生的です。デザインもシンプルで親しみやすく、しかもこのコンパクトさ!これは好感度高いです!
まだまだ色んな水栓がありますが、今日はこのぐらいにしておきます。次回の水栓紹介をお楽しみに!!(院長の自己満足)
獣医師 平松