友人獣医師との手術
[2019年03月07日]
こんにちは。獣医師の平松です。先日、山梨の響が丘動物病院の金原先生が、整形外科手術を行う為に症例を連れて梨の木どうぶつ病院へ来院されました。金原先生とは大学で同じ研究室に所属し、獣医師になりたての頃に同僚として働いていたこともある友人です。
↑ 手術の様子。今回は膝の手術です。金原先生はこれまでも手術を実施するために、時々山梨から症例を連れて梨の木どうぶつ病院へ来院していました。山梨の自分の病院でも手術が実施できるよう、どの機材が必要か、メーカーによっての使い勝手の違いはどうかなどをアドバイスさせて頂きました。
金原先生は自身の病院を開業されてまだ間も無いため、機材は全部揃えるのはすぐには難しく、これからも時々来院されるとのことです。自分にできることがあれば、是非協力させて頂きたいと思います。
それにしても獣医師になりたての頃の、猫の去勢にも大層緊張していた時期が懐かしいです。新人獣医師の頃の僕らは緊張で手が震えることがよくあり、もどかしい思いをしたことも多々ありましたね。当時は二人で整形外科手術を行う日が来るとは、夢にも思っておりませんでした。
あれからもう10年以上が経過し、二人とも家庭を持ち自分の病院を立ち上げ、自分で言うのも何ですが随分成長したものです。これからも一つ一つ課題をクリアし、お互い成長して行きたいと思います。少し感慨にふけった手術後でした。
獣医師 平松