手術用ルーペの作製
[2019年04月16日]
こんにちは。獣医師の平松です。以前にもこちらのブログでご紹介したことのある手術用ルーペですが、より繊細で正確な手術を実践すべく、この度、梨の木どうぶつ病院でも導入することになりました。
今回導入するのは、デザインズフォービジョン製の手術用ルーペです。
デザインズフォービジョンの手術用ルーペは、画像のようなメガネとルーペが一体型となっているのが特徴です。そのため、使用する術者にピッタリの位置・角度を設定した、完全なオーダーメイドでの作製となります。
目の位置や幅、手術時の楽な姿勢は術者によって差がありますので、ルーペ作製に先駆けて、まず僕にフィットするように様々な計測をしました。
上の画像は、メガネにルーペを取り付ける位置を正確に測っている様子です。特殊なレンズがメガネに取り付けられており、僕の目の位置から最適なルーペの位置・角度を割り出しています。このような計測やテストを何度も何度も繰り返し、ルーペの位置・角度・メガネのツルの長さや幅などが決定しました。
出来上がるのは3ヶ月後だそうで、思ったより待つようです。しかし、僕にベストフィットした手術用ルーペができると思うと、完成するのが本当に楽しみですね!
手術用ルーペの導入に合わせて、ルーペに装着できる小型LED手術灯も導入しました。こちらは既製品ですので、ルーペができる前に先に持ってきてもらいました。この手術灯も優れもので、またの機会にブログで紹介させて頂きたいと思います!
獣医師 平松