装具士島田さん令和元年2回目
[2019年09月26日]
こんにちは。獣医師の平松です。9月もあっという間に過ぎ去ろうとしています。毎度思うことですが、時の流れはとにかく早いものですね。そんなわけで、ブログ更新のノルマも残っておりますので、今月もあと2回、頑張って書きたいと思います！
先日、足根関節の手術をした症例に対し、固定の補助として装具を作製することになり、また島田さんに来院してもらいました。
足根関節の装具には、島田さんがデザイン・作製した既製品もあります。既製品であれば、サイズを測って発注すればすぐに送ってもらえ、しかも比較的安価に手に入れることができます。しかし今回の症例は、手術で足根の骨にスクリューや特殊なワイヤーを使って安定化をしたため、既製品では皮膚の擦れが強く出る可能性がありました。
そこで今回も島田さんに来院してもらい、足の型取りをして完全オーダーメイドで装具を作製することになりました。
↑ 足の型取りをしている様子。このように石膏などを使い型をとり、症例の足とそっくりなモデルを作製し、それに合わせて装具が作製されます。完成まで2週間ほどかかります。
装具が出来上がれば、活発で安静にするのが難しい症例も、より安心して運動をさせることができます。装具が完成するまで、症例はできる限り安静にして待ちます。
今回もまた記念撮影をさせて頂きました。島田さんとの記念撮影はこれで何回目でしょうか。島田さんにも、僕とのツーショットなんて何度も撮ってどうするんですか？？と言われましたが、ブログのネタとして今後も撮らせて頂きたい旨を伝え、快諾してもらえました。
次回のブログでは、今回作製した装具を紹介したいと思いますので、宜しければお付合い下さいませ！
獣医師 平松
