熱帯魚の研究
[2021年08月23日]
こんにちは。獣医師の平松です。以前より、待合室に観賞魚の水槽を置きたいと考えておりました。水槽の観賞魚は見ているだけで癒され、しかも水の音が更に癒し効果を増幅させているような気がします。自分などは時間を忘れて水槽を見ていられます。水槽を待合室に置けば、待ち時間を癒しの時間に変えてくれるかもしれません。
しかし、置くとなるとスペースの確保なども大事ですが、どのような水槽を置くのか、どのような水草・魚を飼うのか、必要な設備はどのようなものがあるのか、そしてちゃんとお世話ができるのか。色々考えておかなければなりません。
そこで今回、小さめの水槽やろ過装置などの基本的な設備がセットになっている観賞魚飼育セットを購入し、自宅で観賞魚飼育の研究を始めることにしました。今回買った飼育セットが、こちら。↓↓↓
↑ こちらが購入したテトラリビングキューブ20。こちらは25cm×25cm×37cm(20L)ぐらいの小型水槽で、水槽背部に濾過装置が内蔵され、上部には付属のライトもついています。アマゾンで購入し、評価はまぁまぁといったところでしたが、手始めにやるには丁度良いように思いました。
早速組み立てた水槽の様子が、こちら。↓↓↓
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うむ、いい感じで小型です。水槽はお風呂で水を入れてみて、割れや水漏れがないか確認しました。テーブルに置く際、水槽の台座もセットに入っていたのですが、こちらは口コミの通り少し弱そうな感じだったので、自分で用意したウレタン マットを切って、水槽を載せました。
専用の薬液でカルキ抜きを行った水を入れ、電源を入れてろ過装置の動作確認などを行い、そのまま3日ほど水を循環させました。生体を入れる前にこのように時間を置いた方がカルキが完全に抜けるためか、水質が落ち着き、生体を迎えるにあたりより安心なようです。
そして数日が経過し、いよいよ生体を入れた水槽の様子が、こちら。↓↓↓
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うむ!なかなか良い感じでございます!水槽右側に薄いスポンジを貼っていますが、こちらは水槽背部の濾過装置へ水が吸い込まれる吸水口があり、その穴が少し大きいため、魚たちが吸い込まれないよう貼りました。本当は黒いスポンジが良かったのですが、丁度良いのがなく、青いスポンジを貼ったため、結構目立ってますね…。
今回入れた水草は、ミクロソリウムです。比較的強い水草で、随分昔に熱帯魚を飼っていたことがありましたが、とくにメンテナンスをせずともグングン伸びていった記憶があります。今回、生体はカインズホームで買いましたが、そのときあまりいい水草が残っておらず、このミクロソリウムも少し状態が悪いのでオススメしませんと言われました。
しかし他に買いに行く時間もなかったため、この売れ残りのミクロソリウム を安くしてもらって買うことにしました。この後、グングン伸びてくれることを期待しております。
観賞魚としてはコリドラス とアカヒレを購入しました。こちらの熱帯魚も比較的飼育が容易で、水槽立ち上げの時に最初に入れられる強い生体(パイロットフィッシュというようです)ということで選びました。
とりあえずそれっぽい水槽になりましたが、研究はスタートしたばかりです。待合室に良い水槽を設置すべく、水草や魚の特性、pH測定など水質管理、濾過機能のある底砂の効果など、今後も研究を続けていきたいと思います!
獣医師 平松