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カエリウム その1

[2022年01月06日]

【閲覧注意】カエルの画像で出てきますので、苦手な方は閲覧にご注意ください。

こんにちは。獣医師の平松です。令和4年が始まりました。今年も目標を定め、一歩ずつ邁進して行きたいと思いますので、本年も梨の木どうぶつ病院をよろしくお願い申し上げます。

さて、今年一発目のブログはカエルの話題です。カエルは風水的にも幸福を呼ぶ縁起の良い生き物とされ、一年の始めにぴったりかなと思いました。昨年、アクアリウムショップで見かけたツノガエルの子供を見て以来、すっかりカエルに心を奪われております。今回は春にカエルを迎え入れるべく、カエルの住処を作成中ですので、そのあたりの勉強したことを書きたいと思います。

ツノガエルの飼育と言えば、ウールマットを敷く住処や、ソイル(細かい専用の土玉)や水苔を敷く住処が一般的なようです。

ウール飼育

↑ こちらは水槽にウールマットを敷いて飼育している様子です。画像はいつも利用させて頂いているペット通販のチャームさんのホームページからお借りしております。ウール飼育は材料が安価に用意でき、生体をよく観察することができます。また排泄などの汚れが確認しやすく、掃除のタイミングが分かりやすという利点もあります。

デメリットとしては掃除をマメに行う必要があり、アンモニアの臭いが発生しやすいという問題があるようです。

ソイル飼育

↑ こちらがソイルという細かい土玉を敷いて飼育している様子です。自分が飼おうと思っているツノガエルは、もともと土に潜って獲物を待つ習性があり、より自然に近い環境となります。専用ソイルを使うことでアンモニアが吸着され、臭いや衛生面でも優れています。

デメリットとしては、ソイルはウールと比べ価格が高く、排泄物も少しだけ確認しづらいようです。

水苔飼育

↑ こちらは水苔を敷いて飼育するセットの画像です。水苔とはコケを乾燥・圧縮した植え込み材料で、保水性が高くカエル飼育にも適しています。潜って獲物を待つというツノガエル の修正にも合った床材で、ソイルより安価なようです。

デメリットとしては排泄物が確認しづらく、ソイルのように臭いを吸着する機能は無いようです。また、潜ってしまうと生体の観察としては見えづらくなるようですね。

以上、三つの住処となる基本的な敷物を紹介しました。これらの敷物はどれもメリット・デメリットがありますので、飼育する人の好みによって選択する必要があります。自分としてはより自然に近い感じのソイルや水苔が好みです。

また、上の画像ではプラケージに敷物、そしてカエルというシンプルなものですが、より自然に近づけて飼育する方法もあります。こちら。↓↓↓

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カエリウム

こちらは水槽にソイルや流木が入り、そしてそこに苔生して(コケムシテ)いる様子です。ちゃんとカエルが入る穴蔵のようなスペースもあり、いかにも自然を再現したかのようなカエルの住処で、これはとても良いですね!

こちらはチャームさんから発売されているカエルの住処となるテラリウム 、俗にいうカエリウムのセットです。こんな便利なセットがあるのですね。初心者には嬉しいです。

しかし、自分は何を思ったのか、とてつもない苦労しながらカエリウムを作製することにしました。たくさんのユーチューブのカエリウム作製動画を見てしまった影響かと思われます。皆んなすごく楽しそうだったので、自分もやってみたくなってしまった訳ですね。

めちゃくちゃ苦労して作ったカエリウムが、コチラ!!↓↓↓

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ヤリスギタ!!

カエルはまだいません。次回のブログでは、このものすごく大変な思いをして作ったカエリウムの作製プロセスをお届けしたいと思います。それでは今回はこの辺で。次回のブログでお会いしましょう。

獣医師 平松