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金魚水槽の立ち上げ

[2022年01月18日]

こんにちは。獣医師の平松です。ブログの更新は月に3回をノルマとしておりますが、アクアリウム関係で書くことが比較的多いため、1月は4回目も書きたいと思います。

先日、拝島大師へ初詣に行った際に、金魚すくいの出店がありました。この時期ですので、ダルマやお守りなどのお焚き上げと、新しいダルマを買ってすぐ帰る予定でしたが、子供がどうしてもやりたいということで、サササッとやってきました。

金魚すくいはここ10年くらい見かける機会がなく、今回久々に出会いました。自分が子供の時も、親にねだって挑戦させてもらったものです。

今回、子供2人がやってみましたが、二人ともやけに上手で、小学生の長男は7匹ほど、3歳の娘などは10匹以上とっていました。今回のお店では、金魚をすくうタモの紙が結構強めに作られているのかもしれませんが、それにしても上手いです。なんですかね、金魚と多少知能が近い方が金魚の気持ちというか、動きが分かるんですかね。

そんなわけで、とった金魚全部は持って帰れませんが、全部で5匹を持ち帰り、飼育することになりました。さっそく金魚水槽の立ち上げです。

↑ 横幅25cmの小型水槽に、底面フィルターを入れた様子です。金魚は結構大きくなるため、できれば45cmや60cm水槽が望ましいのですが、設置スペースの関係で小さいうちはこちらの小型水槽で飼育することにしました。

↑ 底面フィルターをアップにした様子です。このように、底面フィルターには細かいスリットが入っています。画像奥の黒い円筒状のパイプ内でエアレーション(水槽でよく見かけるブクブク)することによって、泡と一緒に水が吸い上げられ、底面フィルターのスリットから水が吸われ、水が循環するしくみです。こうすることで、底面フィルターの上に敷いた砂利が濾過材として機能し、金魚のフンなどの有害な有機物を分解してくれる微生物の住処になります。

さて、底面フィルター上に砂利を敷きカルキを抜いた水を入れ、水草やオブジェ 、そして生体を入れた様子が、コチラ!↓↓↓

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うーむ、キレイです!金魚は熱帯魚に比べて水質の変化に強く、一日の寒暖の差が極端でなければ基本ヒーターも必要ありません。それでいてかなり見応えがあり、観賞用として十分美しい魚です。

待合室に熱帯魚を置くべくスタートした熱帯魚研究ですが、現在はカエル飼育の準備をしたり金魚を飼い始めたりして、アクアリウム研究へと変化しております。待合室でのカエル飼育は猛反対にあって断念、しかし金魚なら十分鑑賞に耐えられますね!物珍しさはないですが、改めて見ると素朴な美しさがあります。

あと検討したいのはベタの飼育ですが、春までにはある程度どのような内容の水槽でいくのか大枠を決定し、設置の準備を進めていきたいと思います。

しかし増えましたね、水槽。カエルの勉強より犬の勉強して下さいと、ついに指摘されてしまいました。犬猫の勉強も毎日しておりますので、どうぞご安心下さいませ!

獣医師 平松