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新しい金魚水槽

[2022年02月25日]

こんにちは。獣医師の平松です。先月、子供がとってきた金魚を飼育するため、小さい金魚水槽を立ち上げた話題をブログで取り上げました。

↑ マツモやカボンバ、アマゾンフロッグピッドなどの水草も入れ、わりと平和な感じで飼育しておりました。しかし、しばらくして一部の金魚に尾腐れ症状が現れました。尾腐れ症状とは、魚のヒレが先端から白く濁り、溶けて形がいびつになったり、切れ込みが入ったりする細菌病です。

原因は、水質の悪化などのストレスにより金魚の免疫力が低下し、カラムナリス菌という常在菌が感染することで発生すると言われています。

そこで今回、より金魚たちの生活環境を改善するべく、もう少し大きめの水槽へ引っ越しすることにしました。引っ越し後の様子が、コチラ!↓↓↓

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大分広くなりましたね!前回の水槽は25cmでしたが、今回は40cmで奥行きや高さも広くなり、水量が大分増えました。またフィルターも底面式フィルターに加え上部フィルターも追加し、水質の安定を図っております。

尾腐れ症状の出た金魚は薬浴するため別水槽に移動しました。水草は消毒液で殺菌し、水道水でよく洗ってから投入しました。また、オブジェも塩素水で消毒してよく水道水で流しての投入です。

その後、水槽内が落ち着いた頃を見計らって、タナゴも投入しました。こちら。↓↓↓

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こちらはニッポンバラタナゴです。近年では外来種の影響で随分数が減ってしまったようです。こちらはもちろんワイルド個体(野生)ではなくブリード個体(養殖)ですが、大切に育成したいと思います。

その後、さらに岩などを投入し、完成された現在の様子が、コチラ!↓↓↓

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うむ!いい感じでございます!

それなりに日本淡水水槽っぽくなり、金魚たちも気持ちよさそうに泳いでおります。今後も水槽内の様子を注意深く観察しながら、飼育を続けていきたいと思います。そして、春にはいよいよ待合室に水槽を設置したいと思います!

獣医師 平松