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国立科学博物館

[2024年08月19日]

こんにちは。獣医師の平松です。先日、子供を連れて上野の国立科学博物館へ行って参りまいりました。

↑ 国立科学博物館の外観。とても天気が良かったので、青空が綺麗で画像映えしております。しかし異常な暑さのため、そそくさと館内へ入りました。最近の暑さは本当にすごすぎますね。

館内ではいつくかのエリアに分かれているようでしたが、今回は日本館という日本の歴史や風土が理解できる展示が多くあるエリアを回りました。

↑ こちらはできたばかりの日本海に、最初に住み着いた海生哺乳類の骨格だそうです。アザラシを共通の祖先にもつ動物で、海水の冷温化に伴い絶滅したとのことでした。

こちらはイリオモテヤマネコ。日本固有の動物種から、海外から持ち込まれた動物種など、様々な展示がありました。

また、動植物だけでなく、昔の顕微鏡や天体望遠鏡、江戸時代の地球儀などもあり、当時の人たちがどのような道具を使い、どのように研究活動を行っていたのかが分かる展示も多くありました。

↑ こちらは弥生時代の暮らしぶりを紹介した蝋人形とのことです。等身大でできており、より具体的に当時の様子を想像することができます。犬もこの頃にはいたようで、解説によりますと、警備や時には食料として利用していたとのこと。

食料…。当時は天候の影響などで作物や狩猟が上手くいかず、飢えに苦しむことも多かったかと思いますので、生きるためには仕方なかったのかなと思いますが、犬を愛でている子を見ると切なすぎますね…。この家族の暮らしが幸せなものでありますように…。

↑ 外にはシロナガスクジラの巨大なモニュメントもありました。おそらくこれも実物大かと思いますが、相当大きいですね。巨大生物好きの嫁などは、興奮しながら見ておりました。

国立科学博物館は、他にも地球館やイベントでやっている期間限定の展示などもありましたが、子供の足の疲労が限界に達したため今回はこれで博物館回りを終了し、お土産を買って帰りました。

この日は夏休みということもあり、博物館内は子供連れ客や外国人観光客で大変混雑していましたが、普段あまり接することのない歴史を学ぶことができ、とても勉強になりました。子供達はどこまで理解できているのか不明ですが、割と楽しく過ごせたようで良かったです。

今後も時間をつくって、子供をいろいろな所に連れて行けると良いと思います。そのためには、何とかして信頼できる獣医師と看護師に入職してもらい、育てていかねば!と思う今日この頃です。

獣医師 平松